2012年7月2日月曜日

お肉を食べるということを教えること



強くなることに非常に興味があるとっくんちょ(3歳)です。
本人の希望により、保育園でこんな本を借りてきました。


体を丈夫にする赤の食べ物の仲間は主に肉。
さかな、うし(牛乳)、ぶた、と続いて、にわとりと卵のページが続くのですが、そこでふと
「にわとりは、食べる時はとりにくっていうんだよ」という。
うんうん、あってる。
そうだねえ、とこたえると、
「でも、おかあさんのにわとりをたべちゃったら、ひよこはさみしくてエーンエーンて泣いちゃうんじゃない?」と続けました。

一瞬、言葉につまってしまいました。
思いやりがある子でよかったなあと思いつつ、どう説明したものかと思って。

どこまで理解して聞いてきているのかわからないながら、そうだよ、だからちゃんと食べないとひよこもにわとりもかわいそうなんだよ、とありきたりな説明を。
「いただきます、っていわないとだめだよねえ」と返してきましたが、わかったのかな。

お肉を食べるというのは命を頂くということ。
それはずっと私の中にはあるテーマで、それを避けちゃいけないと思ってる。
食べるために命を消すことは、過度にかわいそうに思うことでも、過度に避ける事でもないと思ってきた。
食べることは自然なのだから。
でも、それでも残されたひよこの気持ちを、私は考えたことがなかった。
子供目線の息子に教わったことだ。
胸がいっぱいです。

2 件のコメント:

  1. 発言がカワユイ・・・
    もうそんなにおしゃべりできるんですね?
    ほんと会えるのが楽しみーーー
    全く忘れられててもいいやwww

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  2. >としくん
    去年大分行った時も相当しゃべっていたような気がするけども・・。

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