2011年6月26日日曜日

こころのざわつき

台湾へ行って1週間不在だった殿下が帰って来た。

しかし、この1週間は怒涛だった。
月曜日の朝6時に家を出て成田へ向かう殿下に朝ごはんを食べさせるために5時起き。
火曜日は殿下を恋しがって朝4時半に起きたとっくんちょにつきあって。
   そして15時に保育園をお迎えしたら一路熱海へ。
水曜日、旅館にいるにも関わらず朝5時に起床した。
   箱根の水族館経由で家についたのは夕方、そしてバタンキュー。
木曜日は、やっと7時まで寝てくれた!と思ったら朝ごはんを食べた瞬間におう吐。
   その後4回くらい吐いて、病院へ。
   不機嫌なまま夜までまんじりともせずに過ごす。
金曜日、元気になって保育園へ。
   夕方迎えに行って、帰ってきたらニュートンが死んでいた。
土曜日保育園に行ったのもつかの間、熱が39℃出ていると電話が入り、速攻でお迎えへ。
   家に帰ってもずっと抱っこしたままで弱り切っている。
   夜中に殿下が帰ってきても、少しでもベッドから離れると泣き叫ぶ有様。
日曜日の今日、まだ熱が出ていて、口の中は口内炎がたくさんできていて痛いという。
   もしかしたら手足口病かもしれない。

体力的にハードでしたが、実際、ニュートンの死去が本当にショックでした。
暑さと、それに伴って水がなくなってしまっていて脱水症状を併発しちゃったことが原因と思われる。
前日まで元気にしていたのに、まだお水があると思って確認せず、そこに暑さも加味できなかった、全部私のせいです。
ああ、本当にごめん、ニュートン。
野辺山に埋めてあげようと、とりあえず冷凍保存してあります。
今日は、とっくんがニュートンは?と聞いてきて、ニュートン遠くに行っちゃった話をしたらとっくんが泣きました。
切ないです。

そのほかにも悲しい話を聞き、心がざわざわとしています。
私は根っから無力である。

とっくんが産まれた日にやってきたポインセチア。
枝が四方八方に伸びていて、手入れをしていたらついに枝が折れてしまった。
調べてみたら、春先に一度カットするべきと書かれていたので勇気を出して全部カットしてみた。

頼む、復活してくれ。

2011年6月19日日曜日

ベランダガーデニングの目覚め

この過ごしやすい季節にはベランダに植物を増やしたい欲求が高まるようで、ベランダガーデニングを推し進めています。
寄せ植えに挑戦してみました。


A:ジューンベリー、ノリウツギ、ハクチョウゲ
B:オレガノ、ランタナ、ワイヤープランツ
以上で構成させましたが、ノリウツギの方はゆくゆくは独立させないといけないかもしれないけど、もう少し大きくなるまでこのままで。
ジューンベリーはすでに実をつけているのを自由が丘の萌芽さんというお店で一目ぼれして購入。
実は保育園のまわりにジューンベリーがたくさん植えてあるのですが、その実をつまみ食いしたらとても美味しくて家にあったらいいなあと思っていた矢先の運命的な出会い。

後は育てていくのみです。
元祖枯らす女でありましたが、だいぶ自信もついてきたのでいける気がしています。

にゃあにゃあの家をいよいよ取り壊すこととなり、庭の樹木を自由にもっていっていいよ、と言われたので庭に咲き誇っていたアジサイをたくさん刈り取ってきました。

今までアジサイの良さって全くわからなかったのですが、最近になってようやくいいなあと思えるようになりました。
特に色の薄いのが好き。
白に近いくらい色がついていないのが好きです。
ほんのり。
お花も奥が深いですなあ。

ちなみに一番右はただ今わが家の横の公園に大量繁殖している毛虫です。
とってもビッグなので存在感があります。

2011年6月14日火曜日

多治見への旅

土曜日、保育園を15時に終えたとっくんちょと品川駅で落ち合って、そのまま新幹線に乗って多治見へ向かった。
実は新幹線にひとり(とっくんちょはいるけど)で乗るのは初めてでドキドキとしました。
とっくんちょは膝に乗せていれば大丈夫だよ、という優しい緑の窓口のおじちゃんのアドバイスで大人ひとりチケットで名古屋経由ののぞみの旅!
驚いたことに品川→新横浜→名古屋!ふた駅なんですね。
静岡を過ぎたあたりでアイスクリームを買ったら、時間がなくなって最後の方は通路で慌てて食べました。
名古屋からはローカル線でしばらく乗ったら多治見に到着!
とっくんちょと遊んだり窓から景色を眺めたりしていたらあっという間でした。

多治見での目的がコレ!
ウナギです!
ひつまぶしです!
ゆきちゃんの巨乳にも注目のうなぎショットです。
連れて行ってもらったのはうな千というお店。
いやー、これを食べただけでも多治見に行ったかいがありました。
それくらい本当に美味しくて美味しくて、たまらんウナギでした。
特に普段東京のウナギを食べていたので余計に衝撃が大きかったのだと思います。
関西風の皮の持つ力強さにうたれました。
とっくんちょもたらふく食べて、トイレに2回も行って、大わらわでした。

ゆきちゃん宅でお風呂をお借りして、素っ裸でくつろぐとっくんちょ。
頭にかぶっているのは排水溝の毛とりネットです。
たくさんの絵本をお借りして、川の音を子守唄にとっくんちょはあっという間に寝てくれて、後はビールを片手に色々な話をしました。
久しぶりに夜まで起きて話ができて幸せだった。
ふたりとも後半「あー、私超ねむい」とか言っているのがおもしろかった。
ゆきちゃんはやる気に満ち満ちていて、とても幸せそうで楽しそうで、それだけでも十分によかった。
それで、すぐにバタンキューしてしまった。

翌日は、朝にパンの食べ放題をやっているというモーニングを求めて、川沿いをゆっくり蟻をやダンゴ虫を探しながら歩いて行ってコーヒーと焼き立てパンを楽しむ。
それも幸せ。
その後、バスに乗って虎渓山永保寺に向かう。
すごい坂道であり、私はヒーヒー言いながら汗だくになってよぼよぼになってしまいました。
でも!パワースポットだという永保寺でおみくじをひいたら大吉だったのでとっても嬉しかった!

  

そして夕方には走り去るように多治見を後にしました。
名古屋で駅弁を買って、品川についたら殿下が迎えにきてくれた。
とっくんちょは「とっくんとかーかんがふたりいるから、おとーたんよろこぶねえ」と言いながら品川駅から車に向かいました。
お世話になったゆきちゃん本当にありがとう。
ずうずうしく、また、行こうっと。

2011年6月13日月曜日

血液検査の結果が出た


先日、腰痛が激しいために行ったペインクリニックで血液検査を勧められるままに受けた。
その後、なんだか不安になってきてしまい、自分が糖尿病ではないかという不安と日々戦ってきた。
そういえば最近の目のかすみや、足の指のしびれなど、思い当たるふしが多数ある。
こころもち甘いものの摂取を控えたり、野菜を食べたりしていましたが、なかなか病院に行く時間ができず2週間が経過。
そして今日、やっと時間ができたので病院に行ったところ、神様!

非常に健康な数値でした!
やったー!
中性脂肪も糖尿もコレステロールも問題なかった!
唯一肝臓のなんとかいう数値が基準値の3倍だったのですが「そういうこともあります」とサラッと言われて問題ないとのことでオールクリア!
今夜は安心して眠れます、バンザーイ!
赤福も美味しく頂きましたよ、わが家のDNAに乾杯!

2011年6月10日金曜日

巨大生物の時間、殿下の時間

先日の水曜日、とっくんちょは歯科検診のために保育園に行った。
私も殿下も時間があいており、たまにはその間にお茶でもしようと品川のAUX BACCHANALESへ行くことに。
道中、やけに殿下がハイテンションなのが気になった。
下手したら周りをスキップしながら歩きそうなくらいのハイテンションである。
薄気味が悪いなと思いつつお店に入り、カフェ・オ・レ等を注文し、席についてホッとした後も、とにかくうるさい。
ここはハード系のサンドウィッチが絶品であり、それに浸っているのに横でとにかくおおはしゃぎしている殿下がいる。
「ねえねえ、『今日のわんこ』と『わたし、ねこ』の違いってなんだと思う?」って。
知らんがな。

なんでこんな人になってしまったんだろうかと思いまして追求したところ、私が保育園にとっくんちょを置いてきている間に眠かったのでレッドブルを飲んだという。
すごい気合は褒めてやりたいところだが、変な方向にテンションが行っているのが気にかかる。

そして殿下はおもむろにiphoneをとりだすと自分の脈を測り始めたのであった。
85って喫茶店でお茶している際の脈拍じゃないと思うのですが、むしろレッドブル効果をひしひしと感じます。
ちなみに私は55くらいでした。
いつも60かそれを切るくらいなのですが、殿下に言わせると少ないそうな。
そのせいで太っているんだとか。
レッドブル飲んだら脈が上がって、痩せるだろうか。

その後、殿下は酔っ払ったように帰宅し、私は本屋やネイルサロンをまわって家に帰ったところ、レッドブル効果が切れていていつもの平凡な殿下に戻っていました。

2011年6月8日水曜日

思い悩んだ日々とキックボードとホオジロザメと

ここ数日、とっくんちょとの関係がうまくいかず、時に叱ったり時におお泣きさせたり、そんな時間が多かったのでこんな本を思わず手に取り、立ち読みしたら泣きそうになったので購入した。
こんなタイトルの本を読んでいること自体、本人が知ったらショックだと思うのだが、それでも今、読んで本当によかったと思う。

よくよく、なんでこんなに関係がうまくいかないのかと考えたら躾のことだったんだと思いあたった。
野菜を食べないで残してる、とか、デパートで走り回る、とか。
そういうことを注意してうまくいかなくて、お互いに怒ってイライラの連鎖をしていた。
でも、この本では本人がやりたいことをやらせてあげたらいいじゃない!っていうスタンスで、ごはんの栄養バランスが悪くてもいいじゃない、アイスがごはんの代わりでもいいじゃない、と堂々と書いてある。
確かにそうだ。
そんなに栄養をとることよりも、楽しい時間の方がよっぽど大事!
私もそういう派の人間だったのに、いつの間にかがっちり「こうあるべき」と凝り固まってしまっていたみたい。

反省して、そして、今日はたくさん遊んで、たくさん楽しい時間を過ごした。

今、一番とっくんちょが大好きなキックボードをしたりして。
キックボード、多分私より上手に乗りこなしていて、坂道を滑り降りるのが大好きです。
ポール(?)の部分にはポケモンのバンソウコウがたくさん貼られていて、それも含めてとっくんちょの宝物だそうです。

CSでオーシャンズをやっていたのでサメ大好きのとっくんちょと見た。

ウミガメが卵から大量に産まれ、それを見たとっくんちょが興奮して「これあかちゃん!とっくんとおんなじねぇ!」とか可愛いことを言いだした途端にカツオドリ的な鳥がウミガメの赤ちゃんを襲い、何匹もの赤ちゃんがさらわれ、食べられてしまうというショッキングな展開。
さらにオットセイの群れにもシャチが襲いかかりオットセイが命を奪われる映像がなぜか何回も入っているのもショッキングでした。
一匹のシャチだったのか、複数のシャチなのかがよくわからないのですが、わざわざ編集して何度も襲いかかるところを見せなくても・・という印象です。
最終的にはザ・コーブ(見てないけど)のようなイルカを人間が惨殺するシーン、殿下いわくフカヒレ漁というサメのヒレ、シッポだけ切断して海に捨てて、サメは息絶え絶えというシーンが導入され、とっくんちょも私も絶句でございました。
自然界の弱肉強食はできるだけ伝えようと思っていますが、子どもに見せていいのかな、と言うことを考えさせられました。
あえてショッキングな映像やメッセージが強すぎるのはどうかと思ってしまう。
見る人は注意した方がよいかも。
※フカヒレ漁の部分はロボットを使っているらしいです。そこもご注意した方がよさそうです。

 ネイルして気持ちをあげたよ。
ずっとやりたかった白フレンチに黒ドット!

2011年6月1日水曜日

動物園とブッダ展と写楽展

やろうと思っていたスケジュールを全部こなせた日は心地よい疲れにつつまれて。

今日はお休みにつき、朝9時に家を出て上野へ向かう。
手塚治虫のブッダ展に行くという目標のもとに向かったのだが、とっくんちょがあまりに元気なため、まずは動物園をサラッと見るか、ということでパンダでにぎわう動物園へ。

いやはや、結構混んでました。
パンダもかなり並んでいたので遠くから眺めました。
実際、パンダにはあまり興味がなく、私が一番見たかったのはエゾヒグマでございました。
それと言うのも今読んでいる羆嵐 (新潮文庫)で出てくるヒグマがどの程度の熊なのか、今一度確認をしたいと思ったわけです。
というわけで、混雑した動物園の中でも割とすいているクマコーナーへ向かって、その中でも特にすいているエゾヒグマを見たら・・・
戦慄しました。
たまたま、背中がかゆくて立ち上がってくれたのですが、その大きさ、パワー、『一撃で鹿を倒せる』とかよく熊の描写で見ますが、嘘じゃないなと感じました。
しばらくヒグマをしっかり見ていなかったけど、本当にヤバいですね。
人間としての本能を磨くためにも、時々よく見た方がいい生き物だと思います。

ちなみに、動物園はかなり好きですが、上野動物園に行って今見ておくべきはこれです!
☆ゴリラ---赤ちゃんがいます!
☆ツキノワグマ---赤ちゃんがいます!可愛い!
☆コビトカバ---いつ見ても可愛い!

その後、公園でうろうろと滑り台などして遊んだのち、バギー内で就寝したのを確認して東京国立博物館に突入!
ブッダ展、ずっと見たかったわけですが、徐々に気持ちが萎えていた。
そして中に入ってやっぱり入らなければよかった、と思った。
うう。
もちろん原画を見れたのはとてもよかったのだが、ブッダを読み込んでいる人にはあまりおすすめしないです。
手塚治虫ブッダをあまり読んだことのない人にはいいと思う。
館内にはお坊さんがたくさんいて、ちょっとキャピキャピした様子で展示を見ているのは面白かった。
タダ券でも配られているのだろうか。
その後写楽展の方にもお坊さんは流れてきており、写楽展の看板の前で記念撮影とかしていて、そういう人間くささを見るたび、あたたかい気持ちになった。

完全に不完全燃焼で、写楽展も見た。
こちらは納得のボリュームで、大いに満足しました。
いや、もっと歌舞伎を知っていたら楽しめたんだろうなというのはありますが。
あとは、写楽さんをそんなに知らなかったですが非常に活動した期間が短かったのに驚きました。
江戸すごいなあ。
タイムスリップして一番行きたいのは江戸だな。

ちなみにこちらは公園散策中に掃除機のホースを発見した際のドヤ顔。
すごい鼻の穴が膨らんでいる。